当院は、患者さんへの負担を軽減させ、科学的根拠に基づき 歯周病菌を遺伝子レベルで検査するシステムを導入致しました。 歯周病の原因を特定し、速やかに治療する事でお口の中の環境を改善しませんか?
遺伝子学的診断って何?
今まで歯周病菌としか言われなかったものを具体的に、その菌名を特定し、診断に取り入れていくものです。
今まで歯科の業界では解明されなかった菌の特定、その数をPCR(ポリメーラゼ連鎖反応)をもちいた検査方法で測定を行います。
最先端の技術をご提供させて頂きます。
歯周病菌の検査は、PCR法が開発されたことにより、菌の種類を特定することが可能となりました。
また、歯周病菌の比率を特定することにより、抗生剤の投与治療を行うことが可能になりました。歯周病は歯周病菌による感染症ですので、細菌の除去が必要になります。
PCR検査のリスク・副作用
・保険の治療ではできません。
PCR検査料金の目安
料金 | 12,000円~20,000円(税込) |
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口腔内の状況によって料金が変わります。
歯周病菌の代表的な仲間たち
- (1)P.g菌(Porphyromonas gingivalis)ポルフィロモナス・ジンジバリス
- (2)T.d菌 (Treponema denticola)トレポネーマ・デンティコーラ
- (3)T.f菌(Tannerella forsythensis)タンネレラ・フォーサイシア
- (4)A.a菌(Actinobacillus actinomycetemcomitans)アグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス
- (5)P.i菌(Prevotella intermedia)プレヴォテーラ・インターメディア
- (6)Fusobacteriun nucleatumフソバクテリウム・ヌクレアタム
(4)進行の早い菌
(5)女性ホルモンを餌にする菌
(6)強い臭いを出す菌
内科的歯周病治療
内科的歯周病治療の進め方!
歯周病菌の遺伝子検査は3回行うことをお勧めいたします。
- 1回目・・・初診時の菌の状態を見る
- 2回目・・・お薬を飲んだ後の菌の状態を見る
- 3回目・・・除菌を行ったうえでの歯石とりなど、お口のお掃除を終えた後の菌の状態を見る
その後3ヶ月ごとの定期検診の際、顕微鏡で菌の状態を見ますが年一回は遺伝子検査を行う事をお薦めします。
除菌を行った後でも歯周病菌は感染することがあります。定期的診断を行うことで、いい状態を保っていきましょう!そうすることで、いろいろな病気のリスクの軽減につながります。
社会全体で予防に取り組む
2011年8月「歯科口腔保険法」が設立しました。この法案は、歯科口腔保健の推進に関する施設を総合的に推奨し国民保健の向上に寄与することを目的として作られました。
私たちの医院は歯周病を内科的に治療することにより、患者様の負担を軽減させ、皆様の健康コンサルタントとして努めていきたいと思っております。私たちと一緒にがんばりましょう!