インプラントとは
インプラントとは、歯を虫歯や歯周病、外傷などで失った場合に、入れ歯のように取り外しする事なく、骨に直接維持を求めた人工の歯(人工歯根)のことを言 います。従来は歯を失った場合にはブリッジといって、なくなった歯の両隣の歯を削って無い部分の歯をつくったり、取り外しの義歯(入れ歯)を作っていました。ところが、ブリッジでは失った歯を作る為に両隣の歯を削ることにより、削った歯の寿命が短くなります。また、取り外しの入れ歯は、堅い物を咬むと痛みがあったり、咬む度に入れ歯が動いたりして、必ずしも快適な使用感が得られる訳ではありません。
当院ではアストラテックインプラントを使用しています。
アストラテックインプラントは世界的な製薬、医療器具メーカーであるアストラゼネカ社のグループ企業、アストラテック社によって開発されたインプラントシステムです。世界中で、その歴史、基礎研究、臨床実績より、最も信頼がおけるインプラントで「世界3大インプラント」のひとつに名前が挙げられているほどです。
インプラント治療のリスク・副作用
・外科手術が必要となります。
・患者様の状態によっては治療ができない場合があります。
インプラント治療料金の目安
料金 | 330,000円~550,000円(税込) |
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口腔内の状況によって料金が変わります。
インプラント治療と従来の治療との違い
- 両側の健康な歯を削る必要があります。
- 健康な歯を削ることなく、天然の歯と区別がつかない歯並びを再現できます。
- 金属の止め具などに違和感を感じ、見た目も良くありません。かたいものが安心して食べられません。
- 止め具などを使わないため、口の中に違和感を感じません。しっかり固定されているので、かたいものを食べても安心です。
インプラント治療の流れ
- インプラント治療に必要な診断を行いインプラント治療が可能 かどうか診断します。その後治療計画を立てます。
- 人工歯根のフィクスチャーを手術により顎の骨に埋入する手術を行ないます局所麻酔を用いて行ないますので安心して手術を受けることができます。
- その後、骨とインプラントがしっかり結合するまでの治癒期間を設けます。(3ヶ月~6ヶ月) ※治癒期間は骨の質などにより個人差があります。
※この間、必要に応じて仮の歯を入れる場合があります。
- 人工の歯の支台となるインプラントの部分(=アバットメント)をフィクスチャーに連結します。※この時、簡単な手術を行う場合があります。
- インプラントを含めたお口の中全体の印象採取(=型をとること)をおこないます。その型に従い人工の歯を作製します。その後、アバットメントの上に人工歯を装着して完成です。
- インプラント治療終了後、インプラントを長持ちさせるためには、適切なホームケアと定期的な検診が不可欠です。先生の指導に従い正しい歯磨きを心掛けてください。また半年後に一度、定期検診を受け
インプラントの状態を先生に見てもらうようにして下さい。
インプラント治療Q&A
- Q.その治療は痛いですか?
- 外科処置を行うあいだは局所麻酔により痛みを防いでいます。通常、その後は普通の鎮痛剤で十分です。
- Q.費用はいくらでしょうか?
- 治療の範囲によって費用は違いますが、おそらく、将来の不測の支出をセーブできるでしょう。担当医にお尋ねください!
- Q.新しい歯は自分の歯のような感じでしょうか?
- はい、あなたの普通の歯と同じように咀嚼し、話し、笑うことができます。ほとんどの人はどんな違いも感じません。
- Q.他の歯は温存できますか?
- はい、デンタルインプラントを使えば、失った歯を修復するために健康な歯を犠牲にする必要はありません。
- Q.年齢は問題でしょうか?
- いいえ、健康状態のほうがもっと重要です。もし、18歳未満であれば、体が確かに成長し終えていることを調べなければなりません。
一般歯科・むし歯治療
一般歯科とは
一般歯科とは、むし歯の治療をはじめ、歯周病の予防や歯槽膿漏の治療、歯の欠損部を補う治療などをさします。当院では患者さまの歯の健康状態や治療方針を、丁寧にカウンセリングし説明・同意を得たうえで治療を進めていきます。外科用の器具(電動麻酔器など)も当院が最良と考えるものを用意して、痛みの少ない、間違いのない治療を徹底しています。
麻酔注射をする際には電動麻酔器を使用しております
皆さん「歯医者=痛い」や「歯医者=怖い」のイメージをお持ちじゃないでしょうか。当院では、そのようなイメージを出来るだけ払拭できるよう、なるべく痛くない治療を心掛けております。当院では電動麻酔器を使用します。さらに注射針は細い針を使用します。
むし歯の原因は食べものの糖分!?
- STEP1
- 食べものの残りカスの中にある糖分をむし歯菌が分解し、ネバネバ成分を出します。
- STEP2
- ネバネバ成分を足がかりに他の細菌も歯にくっついていきます。これがプラーク(歯垢)です。
- STEP3
- プラークの中のむし歯菌は、糖質を分解して酸を作り出します。この酸がエナメル質を溶かしてむし歯になります。
むし歯の進行
C0(要観察歯)
初期むし歯とも呼ばれます。歯の表面が白くにごってくすんで見える状態です。まだ元の健康な歯に戻る可能性がありますが、放っておくとむし歯に進行してしまいます。歯に穴は開いておらず、痛みなどの症状はありません。
C1
歯の表面をおおっているエナメル質が脱灰(歯が溶ける)している状態です。痛みはあまり感じませんが、歯の表面が白くにごっていたり、穴の開いた部分が茶色又は黒色に変色します。
C2
象牙質の層にまで進んで穴があいている中等度のむし歯です。冷たいものを食べたり飲んだりすると歯がしみます。この段階まで進行した虫歯は一気に進行が広がるので注意が必要です。
C3
むし歯が大きな穴になって象牙質のすべてに及び、歯髄(神経)まで達したむし歯です。炎症を起こしたりすると、とてもはげしい痛みをともないます。状態によっては治療期間も長引きます。
C4
歯がくずれて根っこだけが残ってしまった状態です。このままにしておくと歯髄が腐敗してしまい、炎症がまわりに広がっていきます。